GSの地上型タンク復活か?

 産経新聞が伝えている。石油連盟と国では、GSの貯蔵タンクに関して低コストな地上型タンクの設置を検討しているという。火災時の被害を抑制するなど、現在GSの貯蔵タンクは政令で地下が義務されています。しかし、地下化はその維持に費用負担が大きい。減少が進むGSにストップをかけるのが狙いです。

 改正消防法による地下貯蔵タンクの改修義務化により、平成24年度中に閉店するGSは全国2,000店以上と伝えられました。この時改正消防法で地下貯蔵タンクの改修が対象となるGSは全国で約7,000店あまり、そのうち5,000店は改修を進め、残り2,000店は閉店となったのでは。

 個人経営では閉店=廃業であり与えるダメージは非常に大きい。過疎地域ではGSの空白地帯が進みます。資源エネルギー庁は、サービスステーション(SS)=GSの数が3カ所以下の市町村をSS過疎市町村と呼んでいます。平成26年度(2015年3月31日時点)の集計結果は昨年度より18市町村増えて283市町村となりました。平成24年度末からの推移は以下の通り。

平成24年度末
0カ所 7
1カ所 60
2カ所 81
3カ所 109
合 計 257市町村

平成25年度末
0カ所 8
1カ所 63
2カ所 81
3カ所 113
合 計 265市町村

平成26年度末
0カ所 10
1カ所 66
2カ所 96
3カ所 111
合 計 283市町村

 GS数はピークが平成6年の60,421件です。そして平成22年には38,777件まで減少。平成25年は34,706件となっています。まぁ確実に減っているのが分かります。クルマ事情の変化が要因と言われます。低燃費車の大幅な増加などがガソリン需要の減少に繋がっています。また地下貯蔵タンクの改修義務化による廃業も増加のきっかけとなりました。これ以上の減少を阻止する、でしょうが、一度無くなったら復活は難しいと思います。

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